2017年1月7日土曜日

りゅうちぇるとリル・ヨッティ



「トゥパックとビギーなんて五曲も知らない」というインタビューでの発言が反感を買い、避難を浴びたLil Yachty(リル・ヨッティ)。この手のヨッティ批判は、九〇年代で時計の針が止まってしまっている時代遅れの古参リスナー/プレイヤーのやっかみだと思っていたけど、髪を編み込んだヨッティ風のヴィジュアルにイメージチェンジしたりゅうちぇるの姿を見て、そうした古参リスナーの怒りも理解できないでもないという考えに至った。どういうことかというと、例えば、りゅうちぇるが今日からラップをはじめて、そのハイトーンボイスラップとキッチュなルックスが大ウケ、一躍若者たちの人気者となり、とあるインタビューで「ブッダブランドとキングギドラなんて五曲も知らない」と発言したとしたら、きっとさんピン世代のリスナーのなかには、あんなやつ認めねえ(リアルじゃない)と怒り心頭に発するひとも少なからずいるだろうということ(りゅうちぇるが九〇年代カルチャーの信奉者なのが、このたとえ話をややこしくしているかもしれない)。

「みんなが好きなものを自分も好きでなきゃいけないなんて、可笑しいと思う。これこれを知らないといけないという考えも同じ。どこのヒップホップの教科書に音楽家必聴の楽曲リストが載ってるつーの。笑」

 

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