2016年4月29日金曜日

バイロン・ハワード、リッチ・ムーア『ズートピア』



「ズートピア、すげーーーーー面白かった。俺は黒人についての寓話だと思ったな」と、Tyler, The Creator(タイラー・ザ・クリエイター)も興奮気味に感想で述べているように、映画『ズートピア』(16年)は現代アメリカ社会の差別や偏見を描いている。嘘つきのキツネだからという人種(動物種)を理由に接客を拒否されるニックは、バスなどの交通機関、公園や水飲み場のような公共施設において、白人社会から排除を受けた公民権運動時代の黒人差別のメタファーで、タイラーはもちろんそんなニックに対して共感を覚えたのだろうと思う一方で、『Cherry Bomb』(15年)以降顕在化したタイラーの自己実現の応援(FIND YOUR WINGS)路線と呼ぶべきポジティブな言動を考えれば、小さくて非力なウサギであることを理由に警察官になるという夢を馬鹿にされるも、逆境にめげず信念と努力によって夢を実現させたジュディに対してもたいへん感銘を受けたであろうことがわかるというものだ。


『ズートピア』予告編

2016年4月10日日曜日

「OTHERtone」エピソード18にタイラー・ザ・クリエイターが出演



 Pharrell Williams(ファレル・ウィリアムス)がホストを務めるラジオ番組「OTHERtone」第十八回のゲストは、ザ・ネプチューンズの相方Chad Hugo(チャド・ヒューゴ)、Justin Timberlake(ジャスティン・ティンバーレイク)、そしてTyler, The Creator(タイラー・ザ・クリエイター)。もう一人の番組ホストScott Vener(スコット・ヴェナー)による「ネプチューンズMIX」、ファレルの最初のソロ曲「Frontin'」やジャスティン・ティンバーレイク『Justified』(02年)の制作秘話(当初「Frontin'」はプリンスへの提供曲として作られた等)、チャドの愉快な人柄など、聴きどころたっぷりの今回のエピソードにおけるハイライトは、なんといってもタイラーの発言だろう。番組の後半、話題は去る3月22日に惜しまれつつ亡くなったPhife Dawg(ファイフ・ドーグ)へと及ぶ。ア・トライブ・コールド・クエストへの思いをしみじみと語るファレルに対して、タイラーがやれやれ呆れたといった口調で言い放った一言が「彼(ファレル)のQティップ愛は本当に異常だよ」。ちょっと待った、それを言うならお前もそうだろ!と思うのはリスナーだけではなく、そのあとすかさずジャスティン・ティンバーレイクが「君(タイラー)がファレルのことを好きなのと同じだね」とつっこみを入れ、一同笑いに包まれたのだった。


Justin Timberlake - "Like I Love You (feat. Clipse)"


Pharrell - "Frontin' (feat. Jay Z)"



 

T H A T S * I T C R A Y ! Copyright © 2011 -- Template created by O Pregador -- Powered by Blogger