2014年10月19日日曜日

アイラヴマコーネンとドレイク



 ILoveMakonnen(アイラヴマコーネン)のI Love Makonnen EP(14年)を聴いた。超女々しい! 大ヒット中の"Club Goin Up On a Tuesday"も素晴らしいが、過去の女性関係について歌った楽曲群が聴きどころ。浮気された腹いせに浮気仕返す"Tonight"、運命の相手だと思ったがそうでなかった元恋人たちについて歌った"Meant to Be"("Tonight"に登場する浮気され浮気仕返したブリアナという女性が再び登場)、サラという女性のことが頭から離れず夜も眠れないと嘆く"Sarah"など、どの曲も未練たらたらである。Drake(ドレイク)の熱烈ラヴコールの後、めでたく彼の主宰するレーベル「OVO」と契約したアイラヴマコーネン。アイラヴマコーネンの芋臭いルックスにドレイクがかつての自分を重ね親近感を覚え招き入れたのだと勝手に推測していたのだが、『I Love Makonnen EP』を聴けばドレイク好きする理由も分かる。きっとドレイクはアイラヴマコーネンの女々しさに惹かれたに違いない。なぜならドレイクこそ女々しい男だから。『I Love Makonnen EP』を聴いて連想したのは、ドレイクの2ndアルバム『Take Care』(11年)に収録の、同じく過去の女性関係について歌った"Shot for Me"。この曲はドレイクが元恋人たちに向かって「歩き方、話し方といった今の君の所作諸々はすべて、“この俺”が交際中に身につけさせてやったことだからな!」と別れて尚厚かましく歌う、未練たらたら男のリマインダー・ソングだ。この他にも"Marvin's Room"では酔った勢いで元恋人に電話をかけ、ああどこうだとくだを巻くドレイク。類は友を呼ぶとはよく言うが、ドレイクが自分と同じように恋の傷心をラップとファルセットで朗々と歌い上げるアイラヴマコーネンに惹かれるのは必然なのだ。アイラヴマコーネンがOVO加入後に発表したMike Will Made It(マイク・ウィル・メイド・イット)のプロデュースによる"Wishin You Well"も、タイトルから容易に察しがつくようにもちろん元恋人について歌っている。女々しい!

君が元気でやってることを願ってる
やりたいようにやって
君が元気でやってることを願ってる
毎日のように
君が元気でやってることを願ってる
僕たちは別れてしまったけど
君が元気でやってることを願ってる
だって今でも君を愛しているから



2014年10月8日水曜日

ティナーシェイ「How Many Times」



 Tinashe(ティナーシェイ)の待望のデビューアルバム『Aquarius』(14年)が素晴らしい! 紹介記事や作品のレビューでは必ずと言っていいほどAaliyah(アリーヤ)との類似性について言及されるティナーシェイ。Drake(ドレイク)が"2 On"のリミックス楽曲を発表したり、自分のライヴに呼んだりとティナーシェイに接近しているのも、背中にタトゥーを彫るぐらい大好きな亡きアリーヤの影をティナーシェイのなかに見たからだと思う。しかしティナーシェイ本人はインタビューで影響を受けたアーティストについて訊かれた際、毎回Janet Jackson(ジャネット・ジャクソン)の名前を挙げている※1。ティナーシェイの「ジャネット愛」は『Aquarius』に収録の"How Many Times (feat. Future)"でジャネット・ジャクソンの"Funny How Time Flies"をサンプリングしていることからも確認できよう。この曲はトラックに加え「メイクラヴ」というジャネット・ジャクソンの曲のテーマも参照。「今夜は何回エッチできるかな?」というセクシーなサビには、Future(フューチャー)じゃないけど聴いてるこっちが「ターナッ!ターナッ!」※2してくる!


Janet Jackson - "Funny How Time Flies"

※1 Tinashe Talks '2 On', Janet Jackson Collaboration, Ciara Comparisons & More, Tinashe talks '2 On' and love for Janet Jackson, Tinashe Talks 'Aquarius' Debut and Aaliyah Comparisons
※2「turn up, turn up」。今の若者言葉でいう「アガる」ぐらいの意味。

 

2014年10月1日水曜日

[読み方]Tinashe



 Tinasheの読み方は「Tee-NAH-shay」である。ティニーシャでもティナーシでもなく「ティナーシェイ」だ。ジンバブエ共和国の言語ショナ語で「神はわれらとともに」という意味。


Tinashe - "Bet (feat. Devonté Hynes)"

 

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