2013年11月4日月曜日

I Am a God〜カニエが神になった理由



I am a god
So hurry up with my damn massage
In a French-ass restaurant
Hurry up with my damn croissants
俺は神
マッサージを早くしろ
フレンチ・レストランでは
クロワッサンをさっさとよこせ
(Kanye West - "I Am a God")

 変態マスクを被ってたり、ステージ上にイエス・キリストが登場したりなど、目下話題騒然のKanye West(カニエ・ウェスト)の「イーザス・ツアー」。

 カニエのショウでの発言を受けて「カニエって傲慢で不遜な男だと思ってたけど、ちゃんとイイ事も言うのね」「“I Am a God”にはそういう意味があったの!(感心)」みたいな意見をちらっと目にしたけど、ちょっと待った! カニエは断じてそんな品行方正な人間じゃないって。本当にただただ傲慢で不遜なだけの男がカニエ。そしてそこが最高にカッコ良くて、愛おしいのだ。
 米ファッション雑誌「W」のインタビューにてカニエが語った『Yeezus』収録曲"I Am a God"の制作秘話を読んで、その思いは確信へと変わった。

この曲(I Am a God)はひどい“無礼”—ラッパーによるものではなく、有名ファッション・デザイナーによるもの—に触発され作曲されたことが判明した。昨秋、パリ・ファッション・ウィーク開催の数日前、カニエはたいへんに期待の集まるランウェイ・ショウ参加の招待を受けるも、出席するには条件として、他ブランドのランウェイ・ショウには一切参加しないよう同意が求めれたという。「だから翌日、俺はダフト・パンクと一緒にスタジオ入りして、"I Am a God"を書いたってわけ」カニエは言う。「俺がどこに行こうと、それを他人にとやかく言われる筋合いはねえ。俺はNo. 1の人間、現在進行形のロックスターだ。俺はアクセル・ローズやジム・モリソン、ジミ・ヘンドリックスなんかと同じなのさ」そう語るカニエの顔に笑みはなく、声は言葉を重ねるごとに大きくなっていった。(via. W

 他人にあれこれと指図されるのが嫌で、それならばと「神」になったカニエ。
 エゴの塊。これを傲慢と呼ばずして何と呼ぼうか。同インタビュー記事でカニエは「エゴは俺のドラッグだ」とも発言しており、自分でもその自覚はあるみたい。
 古今東西、世界にはさまざまな神が存在するけど、マッサージとクロワッサンを催促する神はイーザスくらいなものだろう。



 

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