2018年1月6日土曜日

コルソン・ホワイトヘッド『地下鉄道』〜苦しめられるのはもうたくさん



 コルソン・ホワイトヘッド『地下鉄道』読了。
 舞台は19世紀アメリカ。ジョージアのプランテーションに住む奴隷少女コーラが主人公。コーラは同じく奴隷の青年シーザーに逃亡を持ちかけられる。かくして自由州である北部を目指し逃亡を試みるふたりであったが、彼らの背後には奴隷狩り人の魔の手が迫りくる……。

『ムーンライト』のバリー・ジェンキンス監督によってテレビドラマ化が決まっているそうだけど、劇中歌にはジョーイ・バッドアスの『ALL-AMERIKKKAN BADA$$』(17年)の収録楽曲がこのうえなくぴったりはまると思う。とくに「BABYLON」は白人が支配する世界からの逃亡というテーマが小説の描くランドスケープにどんぴしゃの歌。「苦しめられるのはもうたくさん、俺は逃げる」

I'm running away
I just can't cope with the pain
You just won't understand
Running away (away from here)


Joey Bada$$ - "BABYLON"



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