2017年5月4日木曜日

『親愛なる白人様』S1, Ep05〜親愛なる字幕翻訳家様



『親愛なる白人様』第五話を観て思ったのだけど、親愛なる字幕翻訳家様、こういう題材の作品だからこそ、Nワードの翻訳にあたっては、訳語の音引き有る無しが大事だと思うのですが。全部音引きありで翻訳されているけど、ラップの歌詞のNワードは基本的に音引きなしの用法で使われているし、特にこの場面では差別意識がない(音引きありのNワードでない)から非黒人が口にするのも許されると思っていることが問題なわけだし(『Atlanta』シーズン1の第一話を観ても、白人ラジオ局員がDonald Glover(ドナルド・グローヴァー)演じるアーネストの前でNワードを使って不快にさせる場面では、話者が白人のときは音引きなし、その後アーネストが「さっきあいつがNワード使ってたんだけど」と同胞の黒人に向かって引用するときは、不快感を示すかのように音引きありのNワードでそれぞれ使い分けて字幕処理されていた*1)。


Future - "Trap Niggas"



*1:非公式サイトで観た『Atlanta』の英語字幕ではこのようにNワードが使い分けされていた。仮に公式ではNワードの音引き有る無しが使い分けされていないとしても、この英語字幕を付けた人物はわざわざ台詞の意味を過大に汲み取ってそのようにしたわけで、その事実からもNワードに対する英語圏のひとの意識がうかがい知れよう。

0 コメント:

コメントを投稿

 

T H A T S * I T C R A Y ! Copyright © 2011 -- Template created by O Pregador -- Powered by Blogger