2015年11月15日日曜日

メトロ・ブーミン、物申す〜Metro Boomin Doesn't Want Anymore!?



 メトロ・ブーミンが近ごろのラップミュージックの潮流に一言物申す! 日々大量の新曲や新作ミックステープがネット上に公開されているいまの状況を、メトロ・ブーミンはあまりよく思っていない。具体的には、いまのミックステープ市場を「粗製乱造」と考えているようだ。僕もメトロ・ブーミンのこの考えには同意である。
 粗製乱造の謗りを受けたと思い込んだヤング・サグとのあいだに一悶着あったりと波紋を呼んだ今回のメトロの問題提起発言だが、そんなヤング・サグやフューチャーなどのミックステープ作品に多くの楽曲を提供する、現行のミックステープ市場に大きく携わるインサイダーであるメトロからこのような発言が飛び出したことはきわめて重要だと思う。
 提供されたトラックに適当な歌詞を乗せてラップして(合間合間に奇声なんかも入れて)、ある程度曲数が溜まったらミックステープとしてリリースする。リリース後もレコーディング作業は休みなくつづけられ、またある程度曲数が溜まったら間髪入れずに新作ミックステープとしてリリースする、というのがいまのラッパーたちのやり方だ。これだけ作品数が多く、またリリースのペースも早いと、曲によっては1回だけ聴いておしまいなんてこともザラにある。メトロのようなプロデューサー側の立場からすれば、そのような状況では丹精込めて制作したビートが「軽く」扱われていると思って憤慨するのも当然である。メトロといえば、お決まりのタグ「Metro Boomin want some more」で知られるが、ミックステープに関しては、いまのような粗製乱造の状態がつづくなら「もう要らない」ということなのだろう。

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「毎朝起きると、空から降ってきたみたいに新しいミックステープが続々リリースされている……この状況を作ったのが誰かはみんなもわかってると思う笑」
「#これはあくまで一個人の意見」
「ネットの連中はどいつも知ったような口を利くけど、別に俺は最初に始めたのが彼だって言いたいわけじゃない」
「数年前まではアーティストはこんなにも大量の楽曲をリリースしてなかった。それがいまでは毎月数枚のミックステープをリリースしてる。これまでは録り貯めてたんだ」
「リル・ウェインのことを俺が知らないとか、世代がちがうから聴いたことないんだとか言いがかりつけてくるやつがいるんだけど😭😭」
「近ごろの連中は読まずにツイートしてくるから困る笑」
「2014年以前の話をするのはやめてくれ。俺は“いま”のラップミュージックの状況について話してるの」
「グワップとウィージーの伝説は誰でも知ってること。わかりきったことは説明する必要ない」
「俺が言いたいのは、みんなにはもっと量より質を重視してほしいってこと。この世界は短距離走ではなく、長距離走だから」
「この話の教訓は、1年に5枚のミックステープをリリースすればフューチャーみたいに成功するかというと、必ずしもそうではないということ。彼のやり方であって、誰にでもあてはまるわけではない」
「これからリリースするつもりの5枚のミックステープから、それぞれ一番やばい曲を選り抜いて、それをまとめて1枚のミックステープとしてリリースするべき。#質に勝るものなし」



















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