2015年11月8日日曜日

KOHH「社交」



 KOHHの「社交」(3rdアルバム『DIRT』(15年)収録)って、2 Chainz(2チェインズ)とかUSのラッパーが使う「skrrr!」に掛けているのかな。「skrrr!」は車の立てる「キキーッ!」という音のこと。「シャコウ」と「シカー!」。こういう言葉遊びに限らず、KOHHは非常に「USのラッパー」っぽいと思う。ただの猿真似だと批判する気はさらさらないし、むしろそこが大きな魅力だと思う。リリックはなんというか、小学生の書いた作文的というか、ひらがな表記が合う感じというか、「ぼくはこれがすき」「あれはきらい」「ともだちとあそんでたのしかった」「しにたくない」みたいな単純明解さ、思っていることや頭に浮かんだことをそのまま吐き出したようなフリースタイル感が、Young Thug(ヤング・サグ)ら、いまどきの新進気鋭ラッパーと通じるところがあるような印象を受ける。ラップアルバムの日本盤の対訳歌詞っぽさがあると言ったらわかるだろうか。USヒップホップ直系のトラップサウンドに日本語の歌詞が乗っているとなんか違和感を覚えることが多いのだけど、KOHHの場合そうした齟齬がなくスッと聴けてしまうのは、歌詞の構造も現行のUSラップに近いからだと思う。


KOHH - "社交"

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