2014年7月27日日曜日

stillichimiya「宇宙旅行」



 stillichimiya『死んだらどうなる』(14年)の7曲目「宇宙旅行」のYoung-Gによる2ndヴァースは一聴、宇宙探索のロマンについて歌っているように思える。でもよく聴くとこのヴァースがセックスのメタファーに満ち満ちていることに気付く。上手い。今作のモチーフ「死」に対する「生」(もしくは性)ということだろうか。

宇宙船のパイロットは「宇宙の森の奥ぽっかりと開いた口」を探索すべく勇気を「奮い立たせてHOLE めざして出発」する。パイロットの操縦する「大きなシャトル」はどんどんと「吸い込まれてく」。「なかに広がる闇は心地よいあったかさ」に包まれており、「パイロットはさらに奥が気になった」。探索を続けていくと「穴の奥の方は少し狭くなって」いて思うように進めない。「進んでは戻され(る)」「進んでは戻され(る)」を反復するシャトル。そうこうしている次の瞬間「真っ暗な闇に真っ白な光が」放たれる。パイロットはその光の中に「無数のもう一人の自分の未来に旅立っていく姿」を見たのだった。

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